心ふんわりカウンセリング

不安な時は・・

 

 

不安感が出現した時の対処法

 

 

まずは、質問させてくださいね。

 

あなたは不安感が出た時、今までどうしてこられましたか?

 

 

今まで、出現した不安感を「無くそう、消そう」と頑張りませんでしたか?

 

「こんなことでいちいち不安になっている自分は、弱くてダメなやつだ。」

 

なんて思いませんでしたか?

 

意外だと思うかもしれませんが、

 

「無くそう、消そう」と頑張っても、

 

無くならないし、消えないのです。

 

それどころか、頑張れば頑張るほど頑固になったりするのです。

 

 

つまり、不安感が出た時の対処法は

 

不安感があることを否定せず、

 

認めて受け入れることなのです。

 

 

とは言っても

 

不安で苦しいのだから、そんな感情は消したいし、

 

不安にならない強い人間になりたいと思うのも当然です。

 

 

そう思うことさえも否定せず、認めて受け入れてあげてくださいね。

 

全ての感情や感覚を否定しないことが大事なのです。

 

それはコントロール出来ないものだからです。

 

 

自然に湧き上がる感情や感覚は、

 

意志の力ではどうすることも出来ないのに、

 

不安感を「あってはいけないもの」

 

と考えてしまうから苦しいのです。

 

 

でも、認めて受け入れるって、どうやるの?

 

認めて受け入れたとしても、

 

不安感が苦しいことは変わらないよね?

 

 

 

はい、そうですね。

 

 

そんな時には・・

 

 

不安感はそのままで、思考だけを変えるのです。

 

 

「今は不安な気分なんだね。」

 

「不安になることは悪いことではないんだよ。」

 

「不安になってもいいんだよ。」

 

 

不安になるのはダメから不安になってもいい

 

に思考をチェンジします

 

 

感情や感覚を肯定するだけで、随分と辛さは弱まります。

 

 

そして

 

大事なことは

 

思考をチェンジする時のコツです。

 

 

それは、不安感を1つの塊(かたまり)のようにイメージすることです。

 

 

不安感を、心身に染み付いているものや

 

心身に溶け込んでいるものの様にイメージするのではなく、

 

出し入れ自由な1つの塊の様にイメージするのです。

 

 

不安な時に不安感の塊をポンと心身から取り出して、手のひらに乗せ、

 

「ここに居たんだね。」

 

「今、不安で怖いんだね。」

  

「大丈夫だよ、すぐに楽になるからね。」

 

と優しく声をかけ、なぐさめてあげます。

 

 

そして

 

不安感の塊が小さく軽くなって、明るい色になったとイメージします。

 

 

それから

 

「ここに居てもいいよ」と声をかけながら、心身の中に戻します。

 

 

あくまでもイメージですることですが、

 

バカバカしいなんて思わずに試してみてくださいね。

 

 

カウンセリングで行うイメージワークの時もそうですが、

 

ちゃんとイメージの世界に入り込めた時が効果大なのです。

 

 

 

『不安感は否定せず、形を変えて受け入れる』

 

そんなお話でしたが、いかがでしたでしょうか?

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました♪

 

お申込み・お問合せ

心理カウンセラー 木島 由見子

TEL :0268-75-7677

住所:長野県上田市大屋214-1

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